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板倉 隆二; 伏谷 瑞穂*; 菱川 明栄*; 佐甲 徳栄*
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 47(19), p.195602_1 - 195602_9, 2014/10
被引用回数:3 パーセンタイル:19.04(Optics)Arの超高速多チャンネル1光子イオン化の理論について光電子と光イオンの相関を組み入れたモデル計算を行った。イオン化にフーリエ限界レーザーパルスを用いた時には、スピン-軌道状態の重ね合わせによるArのコヒーレント空孔ダイナミクスが観測できるが、レーザーパルスをチャープするとイオンのコヒーレンスは劣化することが示された。我々は、チャープパルスの場合でも光イオンのダイナミクスを同時に生成した光イオンで標識化することでコヒーレントダイナミクスを回復させることができることを明らかにした。
板倉 隆二
no journal, ,
本講演では、超高速光イオン化における光電子と光イオンの相関の重要性を議論する。まず、光電子-光イオン3次元運動量相関から、メタノールのイオン化とその後に続いておこる電子励起について明らかにした実験研究を紹介する。次に、光イオンのコヒーレントダイナミクスについて、光電子と光イオンの相関の観点から理論的に考察した結果について示す。
深堀 信一*; 中野 元善; 山内 薫*; 板倉 隆二
no journal, ,
光電子・光イオン運動量同時計測法によって、メタノールの解離性イオン化における、メタノールの1価イオンの電子励起状態の生成過程を調べた。(1)解離チャンネル毎に得られた光電子スペクトル、(2)光電子とフラグメントイオンのエネルギー相関、(3)解離チャンネルおよびエネルギー分解光電子角度分布の3種類の観測結果から、電子励起状態が光電子放出に伴って生成する過程と光電子放出後の電子励起によって生成する過程が並存することを明らかにした。